声と言葉とワーキングマザー

司会の仕事、演劇、ITベンチャー勤務で学んだこと、WM生活を発信します。

伝える力でワーキングマザー生活を切り開く

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わたしはかれこれ16年、司会、ラジオ、ナレーターと、喋る・伝える仕事を続けていますが、1年半前に週5日勤務正社員ワーキングマザーとなってから、これまでとは違った意味で伝えることについて考えるようになりました。

ワーキングマザーは、とにかく時間がない!

時短勤務で仕事時間が短い。
お迎えに行かなくちゃいけないから残業ができない。
土日は保育園がお休みなので休日出勤もできない。
子供がいつ熱を出して保育園に行けなくなるかわからないので、仕事は常に前倒しで進めなくてはならない。
家にいると子供がじゃれてくるので、仕事を持ち帰れない。
エトセトラ、エトセトラ…


どの問題にも複数の解決方法がありますが、その中でもわたしは職業柄「伝える力」に注目しました。

話すことをはじめ自分の意見や思いを「伝える」ことは、さまざまな問題解決の基本になります。円滑なコミュニケーションで仕事の生産性を上げたり、パートナーに役割分担を交渉したり、ベビーシッターの利用など新しいことを提案したり、転職活動に活かしたり…

「伝える力」は、慌ただしく過ぎる毎日の密度と満足度を高めたいワーキングマザーにこそ必要なんじゃないだろうか?


わたしは娘を産んで母になって本当によかったと思っていますが、母として働くこと、生きることはこんなにも息苦しいものかと驚き、絶望しました。

母になってもわたしは一人の人間です。やりたいことをやりたいです。そのやりたいことには仕事も育児も夫との暮らしも趣味もライフワークも含まれます。わがままでもなんでもなく、誰でも感じる自然な気持ちのはずです。

子供を産んだのだから仕方ない、とは思えないし、思いたくありません。

やりたいことをやるために、旧型ステレオタイプな「母としての人生」ではなく「誰でもないわたしの人生」を生きるために、わたしが心血を注いでいる「伝える」ことは深い関わりがあります。

このブログを始めたのは、限られた時間でやりたいことをやるために、人生を変える力である伝える力について伝えたい、自分の学びを深め、誰かの役に立ちたい、という思いがきっかけでした。

10日ほど記事を書き続けてみて、わたしが役に立ちたい相手は「誰か」ではなく「ワーキングマザー」であると気付きました。
ワーキングマザー仲間のために、プレワーキングマザーのために、そして過去のわたしのために、未来の娘のために。

 

そんな思いから、立ち上げたばかりのブログですがタイトルを変更しました。
声と言葉、伝える力で、ワーキングマザー生活を切り開きましょう!