声と言葉とワーキングマザー

司会の仕事、演劇、ITベンチャー勤務で学んだこと、WM生活を発信します。

【すぐに使える】風邪の季節…喉が痛いときの「ささやき声」はOK?NG?

f:id:mikimegumi:20161203172445j:plain

12月です。
オフィスでも街でも咳をしている方を見かけることが増えてきました。

喉の調子が悪いせいか、単に具合が悪くて覇気がないだけか、ささやき声で話す方もいます。

実はあれ、喉にはかえってよくないそうですよ!!

半年ほど前から定期的にお世話になっているボイスクリニック(発声や歌唱を専門に扱う病院)で教わったのですが、ささやき声というのは喉に力を入れて発声することになるため負担が大きいのだそうです。

喉の調子が悪い時はささやき声ではなく「いつもの声を、そっと」出すのがいいそうです。

ボイスクリニックの先生(耳鼻咽喉科のドクターです)に教えていただくまで、わたしも知りませんでした!

大声を出すと喉に負担がかかるのはもちろんですが、じゃあ小さな声、一番小さなささやき声を出すと負担がかからないような気がしてしまいますよね。

逆効果だそうなのでお気を付け下さい。

 

ちなみに…なぜささやき声が喉に力を入れることになるのか?詳しいしくみまでは先生に聞いてこなかったため調べてみました。

いくつか見た中ではこちらの記事がもっとも詳しいです。
筑波大学で声に関する研究をされている方が運営するメディアのようです。

groovygroove-blog.com

喋りより歌の発声に関する情報を中心に扱っているようですが、興味深いものがいっぱい!ゆっくり拝見しようと思っています。


体調不良の対処は始めが肝心!!
喉が痛いとき、まちがった対応で悪化させないようお気を付けくださいね。

 

***

完全に余談ですが…
2歳の娘は最近ささやき声を習得したところです。

ふいに耳元で「まま、だいしゅき」とささやかれるのは、最高です!!!