声と言葉とワーキングマザー

司会の仕事、演劇、ITベンチャー勤務で学んだこと、WM生活を発信します。

「子連れOK」とはなんぞや

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わたしが通っている加圧トレーニングのスタジオは「子連れOK」です。
キッズスペースとかベビーベッドがあるわけではないのですが、乳幼児でも連れてきてかまわないとのこと。

体験レッスンでトレーナーさんに「子連れOK」について聞いてみたときの反応が印象的でした。

 

「トレーニング用のボールとかブロックとか、子供が興味持ちそうなものいっぱいありますけど、ほんとに連れてきて大丈夫ですか?」

「はい、ボールとかで遊んでも大丈夫ですよ!終わったあとに僕たちで片づけますので!」

 

めっちゃさわやかな笑顔!

このスタジオでいう「子連れOK」とは、特別な設備があることではなく、働く方のマインドを指すのだなと、納得しました。

 

一方、「子連れOK」といえば思い出す、2年前の苦い思い出…。

育休中、抱っこ抱っこで肩こりと腰痛がひどく、でも出産前に行っていたカイロプラクティックは子連れ不可でした。

当時はまだ土日に夫に子供を見てもらって出かけることに謎の抵抗があったため(今はそんなことないですが)、Webサイトで「子連れOK」をアピールしている整体に行ってみたのです。

そこにはベビーベッドやおもちゃがあり、娘のすぐ隣で横になって施術を受けることができました。

1時間の施術の後半、さすがに飽きたのか娘が泣き出してしまいました。わたしは施術を受けながら手を伸ばしてベッドをゆらし、娘に声をかけたりしていたのですが、なかなか泣き止みません。

すると整体の先生が明らかにイライラした声で「ほら、お母さん、もっとあやして!はいおもちゃ!」と…。

まだ施術中ですので、わたしはいろんな体勢になりながらも、なんとか手を伸ばしてこどもをおもちゃであやしましたが、泣き止まず。

「ほら!泣いてるよ!」「こっちのおもちゃ使って!」「はぁ~(ため息)」

泣き止ませろプレッシャーの中でわたしの肩こりはよくなるはずもありません。

泣き声がうるさかったのと泣き止ませられなかったのは申し訳ないけれど、他のお客さんがいるわけでもないのに…と、もやもやしました。

「子連れOK」といっても、歓迎してくれるとは限らないのだな。と思ったものです。

 

この整体といま通っている加圧トレーニングのスタジオとは同じ「子連れOK」でもずいぶん違います。

子連れOKの設備と子連れOKのマインド、もちろんどちらもあるのがベストでしょうけれど、どちらか片方だけだとしたら、

マインドがあるほうが、親としては嬉しいですね。

 

まだ加圧トレーニングに娘を連れて行ったことはないのですが、今度連れて行ってみようと思っています。