声と言葉とワーキングマザー

司会の仕事、演劇、ITベンチャー勤務で学んだこと、WM生活を発信します。

3分でプロポーズされちゃう話し方?!

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わたし、夫には自分からプロポーズしたようなものなんですけど

(夫もそう思ってるかどうか確認してないけど、思い返すとわたしからだったような気がする)、


夫以外の男性から、

会話を始めて3分で「結婚してください」って言われたことがあるんです!!

いやあ…
照れちゃいますね。


そんなことあるの?!ってかんじだと思いますので詳しいお話を。

短期のアルバイトでコールセンターのオペレーターをしていたことがありまして、
そこで担当させていただいた外国人のお客さまがわたしの対応を大変気に入ってくださったんです。

日本語はあまり得意ではないようでしたので、いつも以上に丁寧にご案内をしたところ、

「あなた素晴らしい女性です!わたしと結婚してください!」

と言ってくださったんですね〜。あはは。

応対を終えて電話を切っていただくときも、

「おお、あなたとまたお話ししたい…。どこに連絡すればあなたにつながりますか?」

とおっしゃってて、これはちょっと返答に困ってしまいましたが…(コールセンターはどのオペレーターにつながるかわからないですからね)。


もちろん本気で結婚したいと言っていただいたわけじゃないですし、外国の方だから日本人より表現が大きかったのかもしれませんが、
そんな言葉が出てくるくらい、電話応対だけで喜んでいただけたのがとても嬉しかったです。

じゃああのときわたしはたった3分の応対をどのようにしていたんだったかな?と考えてみたのですが、

なかなか思い出せないんです。

つまり、特別なことはしていない。

でもわたしは、コミュニケーションの基本はやっぱり「相手の立場にたつこと」だと強く意識しています。

顔の見えない電話では、特に。

このひとはなにをしたいのだろう?
なにに困っているのだろう?
わたしにできることはなんだろう? 
どうしたら喜んでもらえるだろう?

まとめると、電話をとった瞬間から「あなたが好き!」って気持ちでしゃべるようなかんじ。

…あ、それが伝わったからこそ「結婚してください」になったってことなのかな?!


笑い話のエピソードなんですけど、わたしの中では「声と言葉でひとの心を動かす」ということを実感した事例のひとつです。

気持ちは、伝わる!