キュアップラパパ!そういえばママも魔女になりたかったんだった
正直なところプリキュアのキラッキラした雰囲気となめらかすぎる動きが苦手で、娘にはすすんで見せていませんでした。
まだ2歳だし、興味を持つこともないだろうと思ってたんです。
ところがところが、
何気なくテレビをつけっぱなしにしていたある日曜の朝、
たまたま映し出された「魔法つかいプリキュア」を見た娘はがっちりハートを掴まれたようで…。
「ぷりちゅあ みたい!!」
と騒ぐので、YouTubeで数回見せたらあっという間に決め台詞を覚えエンディング曲を覚え振り付けを覚え、ひとりプリキュアごっこを始めるように。
娘の
「きゅあっぷらぱぱ!」
のかわいさにやられ、毎週の放送を録画するようになったのでした。
※「キュアップ・ラパパ!」というのは、プリキュアが変身するときの魔法の言葉です
何週か見ていると、プリキュアは本当に女の子が好きなものてんこ盛り(ファッション、スイーツ、かわいい動物、イケメン敵キャラ…)だし、ストーリーや演出も凝っていて大人にも人気があるのもわかる気がしました。
食わず嫌いで娘から遠ざけようとする向きがあったことを反省。
わたしは元々アニメ自体はそうとう好きなほうだし、娘が楽しいなら見たらいいかなと思います。
それにしてもただの戦うヒロインでなく「魔法つかい」という設定、これはやっぱり乙女心をくすぐりますよね~。
プリキュアの変身シーンになると、娘はちゃんと、以前マックのハッピーセットでもらったステッキを出してきて、一緒に変身ポーズを決めます。
もちろん「きゅあっぷらぱぱ!」も完璧。
マックでもらった当時はそれがプリキュアのグッズだとは理解していなかったはずなんですけどね。ちゃんとわかってる。
変身後(?)にキメ顔でポーズし続けている娘を見ていたら、ふと、わたしも魔法使いに本気で憧れた時期があったことを思い出しました。
小学校低学年くらいの頃、「ヒミツの魔女っ子入門」という本が大好きだったんです。
魔女のステッキの作り方が、ちゃんと木を削るところから載ってたり、ルーン文字の一覧表があったり。
内容がけっこうしっかりしていて、夢中になって読み込んだなぁ。自分なりにステッキ作ってみたりしてました。
でも、この本を持っていることを家族に見つかって、すごくバカにされて、小一時間トイレに立てこもったことがありました(笑)
なつかしい。
今の娘と同じように、魔法使いに憧れて、ごっこ遊びも大好きだったわたしは、
ごっこ遊びが本気になって演劇を始めて、演じることが人前で喋ることに発展して、司会やナレーションの仕事をするようになりました。
そして演劇は今も続けていて、舞台の上ではいつでも魔法使いになることができます。
そういう意味では、あの「ヒミツの魔女っ子入門」がわたしの人生のバイブル?!
プリキュアと出会い、魔法を使うことを覚えた娘は、大きくなったらどんな女性になるのでしょうか。
***
わたしが大好きだったあの本、Amazonに出品されてました。
魔法使いになりたい女の子のためのヒミツの魔女っ子入門 (小学館ミニレディー百科シリーズ) 単行本 – 1990/12
ムーンプリンセス・妃弥子 (著)
これこれ!
中古4000円からになってる~。すっごい。
実家にまだありそうだなぁ。探してみよう。絶対売らないけど!!