声と言葉とワーキングマザー

司会の仕事、演劇、ITベンチャー勤務で学んだこと、WM生活を発信します。

つらいことを前向きに受け止める方法

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当たり前だけど生きていればいろんなことがあるわけで。

わたしの場合、十年二十年経っても忘れられないつらいことといえば、


小学生のとき、可愛い丸文字で「あなたのことが大嫌いだよ❤」と書かれたお手紙をもらった(しかも読んだときの反応を後ろでくすくす笑いながら見られていた)こととか、

家族が生死にかかわる大病をしたこととか、

鳴かず飛ばずだった修業時代、師匠に相談したら「君は頭がおかしい」と言われたこととか、

かと思えば数年後に45日間まったく休みなく喋る仕事をし続けたこととか、

そんななかでこっぴどくフラれて色々こじらせたこととか、


もちろんここに書けないもっとエグイこともあります…(笑)

 

 

つらいことがあったときは本当につらいのだけど、

わたしは表現や発信を仕事にしていることで本当に救われているなと思います。


なぜなら、ネタになるから!

今もこうしてブログに書いているし…。


「ネタ」というとなんだか印象がよろしくないですが、

「つらい経験をただ自分がつらいだけで終わらせず、生産的なアウトプットにする」と決めているということです。

転んでもただじゃあ起きないぞ、っと。

 

自分の経験を伝えたり、同じような経験をした人の気持ちを考える手掛かりにしたり、経験から考えを深めたり発展させたり。

重要なのは、自分の中だけで留めておかないこと。

誰かに向かってアウトプットすることで、本当に昇華していくのだと思います。

「誰か」というのは、大勢でも、1人でもいいんです。

わたしは表現や発信の仕事をしているからと書きましたが、仕事でなくても、身近な人のために自分のつらい経験を活かそうと話すだけで、

つらいことはただのつらいことではなく、より価値のある経験になります。

(表現の仕事をしているとつらいことを活かす機会が多いというメリットはありますね)

 

そんなふうに違う意味を見出すことができれば、

起きてしまったつらいことを前向きに受け止められるようになり、

今後起きるかもしれないつらいことにも過剰な心配をしなくて済むんじゃないでしょうか。

 

 

つらいこと、と一括りにするのはあまりに乱暴ですが、

生産的なアウトプットによって現実の捉え方が変わることは間違いありません。

現実はいつだって自分のフィルターを通してしか見ることができません。

表現や発信というアウトプットは、そのフィルターを更新する力があります。

 

 

***

 

 

どうして急にこんな話を書きたくなったかというと、実はいまプライベートがちょっぴり大変な状況にあるんです~。

家族が前に進むための大変さなのでモチベーション高く乗り越えていけそうですし、

例によって後日ネタにする気満々なのですが(この話はあらためて記事にしますっ)、

現実的な苦労はこまごまありまして…。

 

そんなときに、たまたまメールでご連絡くださった逢沢ゆずさん。

ゆずさんは情報発信のブランディングなどを教えられている起業家さんで、わたしは昨年、1日講座でお世話になりました。

わたしがメール返信にちらっと今の状況にふれたところ、ゆずさんはこんなふうにコメントしてくれました。

大変な環境もポジティプに捉えるところ、さすがです!!)^o^(


う、

うれしい…!!

(あと、この顔文字を選ばれるセンスが好きです(笑))

 

 

ネタになるとはいえつらくないわけではないので、こんなふうにさらっと言っていただけて励みになりました。

やっぱりポジティブに捉えることって大事だよね、このままがんばろう!と思えたんです。

 


…ということで、わたしは一生、つらいことを前向きに受け止める方法という側面も持つ「転んでもただじゃ起きない表現&発信活動」を実践し続けますので、なるほど~と思ってくださった方はぜひお試しください。

友達に話すでも、Facebookに書くでも、ただの愚痴でなく「生産的な話」にするのがポイントです!

 

 

※それにしても、メールのたったひとことでこんなふうに「あっ、このことブログに書こう!」と思わせてくれる影響力。

起業、しかも広報やブランディングで、という方は短いメールでもちがうなと思った次第でありました。