声と言葉とワーキングマザー

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司会者が考える「結婚式の司会者の選び方」

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結婚式の司会者は式場によって指定されている場合もありますが、数人から選べたり、フリーの方にご自分で依頼をする場合、

どんなひとに司会をお願いしたらいいんだろう?

と、かなり迷われるのではないでしょうか。


イベント関係のお仕事をしている方でない限り、クライアントとして司会者と関わる機会は結婚式以外にあまりないですものね。

 

 

司会者を評価する基準はたくさんあります。

  • 経験
  • 声のよさ
  • 親しみやすさ
  • 話のわかりやすさ
  • 言葉づかいの美しさ
  • 容姿
  • ブライダルに関する知識
  • キャラクター

などなど…

 

どれも重要なのは間違いないですよね。

どんな結婚式にしたいかにもよりますし、他にもまだあるでしょう。


でも、結婚式含めイベント司会者でもあるわたしが「一番重要なポイント」をあげるとしたら、


「結婚式は新郎新婦にとって一生に一度のものだ」

ということを本当に理解しているか?


だと思います。

 

 

司会者はしょっちゅう「特別な日」に立ち会います。

それこそ毎週、人によっては週に何回も。

でも、新郎新婦にとっては一生に一度の本当に本当に特別な日。

 

仕事として慣れてしまわず、その日を新郎新婦にとって人生で最高の1日にするという想いを、どれだけ強く持てるか。


これが一番重要であると考えています。


司会者の立場でいえば、仕事は仕事なので、「慣れない」ことは難しいです。

でも、それでも慣れてはいけないんですね。


参列者の立場でいえば、友人の結婚式に参加したとき、「慣れている」もっというと「流している」司会者をたくさん見てきました。残念なことですが…。


なにをもって「一生に一度のものであることを本当に理解している」とするのか、定めることはできませんが、

司会者と新郎新婦で「一生に一度」のイメージを共有できていると感じられることが大切です。

それさえできていれば、ちょっと言いよどんだところがあったとか、たとえ細かいミスがあっても気にならないとすら思います。

(もちろん自分が司会をさせていただくときは細かいミスもないように努めますが…)

 

 

司会者は話して進行するだけでなく、場をつくる存在です。

その場が新郎新婦にとってどんな価値をもつのか、理解し、寄り添い、その価値に向かって全力を尽くしてくれる司会者と出会えるといいですね。

 

 

一般的に司会者は結婚式の2カ月前には決めましょうとされています。

人気の方ならもう少し前のほうが安心ですね。

今年の6月にジューンブライドを考えている方なら、今は5カ月前ですから、そろそろ具体的にイメージし出す頃でしょう。

どんなお式にしたいかまとまってきたら、司会者選びの際に、ぜひ参考になさってくださいね。