音が半音低く聞こえる副作用?!耳を使うお仕事の方は要注意
初めに気づいたのは、車の運転中でした。
バックするときの「プーッ、プーッ」という音がなんだか変。ちょっと低く聞こえるんです。
わたしの車はもうご老体なので、あ~ついにおかしくなり始めたか…と思いましたが、運転に支障はないので気にしませんでした。
次は、自宅キッチンで電子レンジを使ったとき。
温め終わったときの「チーン♪」という音が、やっぱり低い。ん?電子レンジまでおかしくなってるのかな?
物が壊れるときは不思議といっぺんにいろいろ壊れる、とか言いますよね。
そして、オフィスで電話が鳴ったとき。
「ぷるるるるる…」という音が、「こんな電話あったっけ?」と思うような、耳慣れない音色でした。
んん?オフィスの電話もおかしくなった??
って、そんなわけないですよねーー。
よく考えたら、風邪っぴきで鼻がつまっているわたし。耳にも影響が出て聞こえ方がおかしくなってると考えるほうが自然かな?
おかしくなってるのは車やレンジや電話じゃなくて、わたしのほうだったってこと??
と、思ったら。
風邪で音が低く聞こえるようになるって不思議な症状だな~と思ってGoogle先生に聞いてみると、
なんと
風邪の症状ではなく、
「薬の副作用」であるらしいことがわかりました!!!
こちらのサイトがわかりやすかったです。
音程が下がって聞こえる「聴覚障害」の副作用が確認されている薬の1つとして、上記のサイトであげられている「フラベリック錠」という咳止めのお薬。
まさに!わたしはいまこれを服用しています。
上記のサイトによると、絶対音感を持つ人は聴覚障害にすぐ気づくそうです。
また、絶対音感を持たない人でも、聞き慣れた単純な音であれば気づきやすいようです。例として、電子レンジの音があげられていました。
まんま、わたしの症状だ~。
わたしは絶対音感を持っていませんが、電子レンジ、車のバック音、電話のコール音、毎日聞いている単純な音では異常を感じられたのですね。
病院や薬局ではこの副作用について口頭での説明はありませんでしたし、「音が低く聞こえる」という副作用が存在するなんて思いもしませんでした。
わたしの場合、自分の声は普通に聞こえるので、ナレーターの仕事には支障なさそうです。
でも、音楽関係とか耳を使うお仕事の方は、知らずにこの薬を飲んで副作用が出てしまったらきっとかなり困りますよね。
かかりつけの病院に自分の仕事を伝えておくのは重要なのかなと、今回のことで思いました。
わたしはナレーターであることを伝えてたと思うんだけど、歌うわけじゃないから影響ないと判断されたのかな?
今度かかりつけに行く機会があったら、聴覚異常が起きたことをきちんと報告しなきゃいけませんね。
ちなみにこのお薬を飲むようになってから咳はかなり治まったので、効いてはいるようです。
本格的な冬になり風邪で薬を処方してもらうこともあると思います。
耳を使うお仕事の方は、病院で申告しておいたほうがよさそうですね。