声と言葉とワーキングマザー

司会の仕事、演劇、ITベンチャー勤務で学んだこと、WM生活を発信します。

イヤイヤ期の2歳児が進んで行動してくれる声かけ方法

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Facebookのタイムラインにこんな記事が出てきました。 

conobie.jp

この「魔法の言葉」、ほんとうに効果があります!
我が家でもいろんなバリエーションでお世話になっています。


元記事の漫画がかわいくてわかりやすいのでぜひ見ていただきたいのですが、

まとめてしまうと、

「片付けなさい」ではなく「ママに片づけ方をおしえて」と言うと、子供が自分から進んで片づけてくれる

という話です。


わたしもこの声かけ方法をテレビか何かで知ってからはよく使っています。

お片付けに限らず、車に乗ってほしいときに「ママの車はどこかなー?はなちゃん(娘)の席はどこかなー?ママを連れて行ってくれる?」と言ってみたり、

お箸でごはんを食べてほしいときに「お箸ってどうやって持つんだっけ?ママに見せてくれる?」と言ってみたり。

いろんなバリエーションでお世話になっています。

子供が得意げに行動している様子が嬉しいですし、他のことも自分でやろうとすることが増えたような気もします。


まあ毎回この声かけで行動してくれるかというとそうでもなく、どんな声かけをしてもダメなときはダメなんですが、

親が子供に何かしてほしいとき、伝え方のパターンを1つでも多く持っているほうが、親にとっても子供にとってもいいですよね。

この「魔法の言葉」は、パターンのひとつとして強力です。

 

大掃除、おせちの支度、帰省の準備…何かと忙しい今日!

使ったことがない方はぜひ一度試してみてくださいね。おすすめですよ。

 

女優のトレーニングで仕事や育児もスキルアップ!「シアターゲーム」ってなに?

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役者さんが稽古をするとき、まず何から始めるかご存知ですか?

 

ストレッチ?

その通り!まずは身体をしっかりほぐすことが大切ですよね。

 

じゃあその次は?

台本を読む?

ぶぶー。その前に、もうちょっと、ウォーミングアップを続けます。

ウォーミングアップって、発声練習?筋トレ??

それもありますが…

 

身体と頭をあたため、初めて会った役者さん同士の距離を近づける効果もある、とっておきのウォーミングアップの手段があるんです。

それが、「シアターゲーム」

劇場のゲーム、という名前の通り、演技に関わる様々なスキルを伸ばすことを目的としたゲーム形式のトレーニング法です。

シアターゲームの種類は数百以上とされ、細かいやり方は劇団などによって異なることもあり、正確な数はわからないようです。

 

演技のスキルを伸ばす、とか、俳優の稽古に使われる、というと、なんだかトクベツなもののように感じますよね。

でも実際は、本当に簡単な誰でも楽しめるゲームなんです。

 

例えば、わたしが好きなゲームのひとつに「リズム連想」というものがあります。

字のまんま、リズムにあわせて連想ゲームをする、というだけのゲームです!

 

ゲームに参加する人が輪になって、

パンパン(全員で手拍子)、りんご、パンパン、赤い、パンパン、だるま…

というふうに、手拍子の合間に1人ずつ、連想した言葉を言っていく…というだけ。

 

ね、全然トクベツじゃない、簡単なゲームですよね。

ただし役者同志で本気になると、「リズムに合わせて」のリズムが激速になったりするんですが(笑)、そのへんはメンバーにあわせて柔軟に楽しめます。

そして、たかが連想ゲーム、されど連想ゲーム。

やってみると意外と頭を使うもので、想像力や、頭の瞬発力を鍛えることができます。

 

そんなふうに、実はシアターゲームによって伸ばせるスキルというのは、

想像力、瞬発力、集中力、コミュニケーション能力、反射神経、リズム感…

といった、役者に限らず誰にでも役立つ能力ばかりなんです。

そのうえ「ゲーム」なわけですから、子供から大人まで気軽に楽しめます。

そんなシアターゲームが、一部の人にしか親しまれていないのは、もったいない!!

 

わたしは学生の頃に所属していた演劇部、友人と立ち上げた劇団、客演(助っ人出演)させてもらった劇団、所属していた養成所、などいろいろなところで様々なシアターゲームに取り組んでいますが、シアターゲームが本当に大好きです。

スキルを伸ばし、仲間とのコミュニケーションが取れ、

なにより楽しい!!

だってゲームですから、楽しいんですよね。


大人になってから、体や頭を使って真剣にゲームをする機会、持てていますか?

スポーツ?いいですね!

お正月に集まった親戚とやるカルタ?それもいいですね!


…そういう機会、何もないなぁ。という方も少なくないんじゃないでしょうか。

いくつになっても、遊ぶことは大切な人生の彩りです。

しかもそれが、集中力や、想像力、コミュニケーション能力、反射神経、リズム感…などのトレーニングにもなるんだとしたら、

シアターゲームが、俳優の訓練以外でももっと活用されたらいいのに!!

(仕事や家事育児で忙しいのに遊ぶなんて…という罪悪感も薄くなるしね!!)

と強く思うのです。


仕事で独創的なアイディアを出せるようになりたい。

子供ともっと表現力豊かに接したい。

単純に、やったことのない新鮮な遊びをしたい人にも。

シアターゲームはぴったりなんです。


もっとみんなにシアターゲームを楽しんでもらいたいな、というのは、わたしが15歳で演劇を始めシアターゲームに出会ってからの夢でした。

わたしには他にもたくさんの夢があるため、シアターゲームを広めたいという想いについてしばらく忘れちゃっていました。

でも、今年(2016年)、インプロパフォーマンスを本格的に初めて、思い出したんです。

インプロというのは台本なし、打ち合わせなしの即興で演じるお芝居なのですが、その多くはゲームの形式をとります。

そのためシアターゲームと共通する点も多く、インプロをすることでシアターゲームへの想いもわたしの心によみがえってきたのでした。


少し話が飛躍しますが、

人工知能の発達がめざましい今、わたしたちは「人間らしさとは何か」という問いに直面しています。

そんな時代に、人間が自分の心と体だけで作り出し楽しむゲーム…シアターゲームは、ぴったりのトレーニングであり、遊びなんじゃないかとも思います。


だけど、シアターゲームなんて、演劇と関わりのない人はまず知りません。

いや、演劇を観るのが好きな人でも、もしかすると演劇をやっている人ですら、「シアターゲームってなに?」という人がけっこういるんじゃないかと思います。

 

だからわたしはシアターゲームが大好きなひとのひとりとして、少しずつ、このブログでシアターゲームについてご紹介していきたいと思います。

わたしはシアターゲームの権威とかそういうものでは全然ありませんので、もし詳しい方がこのブログをご覧になったら、ぜひコメントしていただき、一緒にシアターゲームを広めていけたら楽しそうだなとワクワクしています(詳しいあなた、お願いします!)。

 

具体的なシアターゲームの例が連想ゲームだけじゃあぴんとこないかもしれませんね。

他にもわたしが好きなゲームは、「ウインクキラー」「ピンポンパン」「名前オニ」…

タイトルだけでもおもしろそうだと思いませんか?

特にウインクキラーって、かわいいですよね!ゲーム内容もとってもかわいいんですよ。

 

これから「インプロ・シアターゲーム」というカテゴリへこつこつ書いていきますので、どうぞお付き合いくださいね!

 

キュアップラパパ!そういえばママも魔女になりたかったんだった

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正直なところプリキュアのキラッキラした雰囲気となめらかすぎる動きが苦手で、娘にはすすんで見せていませんでした。

まだ2歳だし、興味を持つこともないだろうと思ってたんです。

ところがところが、

何気なくテレビをつけっぱなしにしていたある日曜の朝、

たまたま映し出された「魔法つかいプリキュア」を見た娘はがっちりハートを掴まれたようで…。

「ぷりちゅあ みたい!!」

と騒ぐので、YouTubeで数回見せたらあっという間に決め台詞を覚えエンディング曲を覚え振り付けを覚え、ひとりプリキュアごっこを始めるように。

 

娘の

「きゅあっぷらぱぱ!」

のかわいさにやられ、毎週の放送を録画するようになったのでした。

※「キュアップ・ラパパ!」というのは、プリキュアが変身するときの魔法の言葉です

 

 

何週か見ていると、プリキュアは本当に女の子が好きなものてんこ盛り(ファッション、スイーツ、かわいい動物、イケメン敵キャラ…)だし、ストーリーや演出も凝っていて大人にも人気があるのもわかる気がしました。

食わず嫌いで娘から遠ざけようとする向きがあったことを反省。

わたしは元々アニメ自体はそうとう好きなほうだし、娘が楽しいなら見たらいいかなと思います。

 

それにしてもただの戦うヒロインでなく「魔法つかい」という設定、これはやっぱり乙女心をくすぐりますよね~。

プリキュアの変身シーンになると、娘はちゃんと、以前マックのハッピーセットでもらったステッキを出してきて、一緒に変身ポーズを決めます。

もちろん「きゅあっぷらぱぱ!」も完璧。

マックでもらった当時はそれがプリキュアのグッズだとは理解していなかったはずなんですけどね。ちゃんとわかってる。

 

変身後(?)にキメ顔でポーズし続けている娘を見ていたら、ふと、わたしも魔法使いに本気で憧れた時期があったことを思い出しました。

小学校低学年くらいの頃、「ヒミツの魔女っ子入門」という本が大好きだったんです。

魔女のステッキの作り方が、ちゃんと木を削るところから載ってたり、ルーン文字の一覧表があったり。

内容がけっこうしっかりしていて、夢中になって読み込んだなぁ。自分なりにステッキ作ってみたりしてました。

でも、この本を持っていることを家族に見つかって、すごくバカにされて、小一時間トイレに立てこもったことがありました(笑)

なつかしい。

 

 

今の娘と同じように、魔法使いに憧れて、ごっこ遊びも大好きだったわたしは、

ごっこ遊びが本気になって演劇を始めて、演じることが人前で喋ることに発展して、司会やナレーションの仕事をするようになりました。

そして演劇は今も続けていて、舞台の上ではいつでも魔法使いになることができます。

 

そういう意味では、あの「ヒミツの魔女っ子入門」がわたしの人生のバイブル?!

 

プリキュアと出会い、魔法を使うことを覚えた娘は、大きくなったらどんな女性になるのでしょうか。


***

 

わたしが大好きだったあの本、Amazonに出品されてました。

 魔法使いになりたい女の子のためのヒミツの魔女っ子入門 (小学館ミニレディー百科シリーズ) 単行本 – 1990/12
ムーンプリンセス・妃弥子 (著)

 

これこれ!

中古4000円からになってる~。すっごい。

実家にまだありそうだなぁ。探してみよう。絶対売らないけど!!

 

ネイルをするのは家事をしないダメな母?

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日経DUALで、川上未映子さんの連載が再開していました。

やった~、嬉しいな。

 

育休中に読んだ川上さんのエッセイ「きみは赤ちゃん」は衝撃的でした。

飾らない、まっすぐな、生き生きとした文章に胸を打たれ、それ以来のファンです。

日経DUALで前の連載が終わってしまったときはがっかりしたので、帰ってきてくれて楽しみが増えました。


で、今回もやっぱりテーマがいいよなぁ、等身大だよなぁ、と、うんうん頷きながら読みました。

dual.nikkei.co.jp

ネイル。

あんなにちっぽけな面積なのに、すごい力を秘めた場所。

女性の考え方とか、生き様とか、けっこう現れたりする場所ですよね。

しかし川上さんも多くの働く母と同じように自分の美容に手間暇かけることが難しく、出産前にはせっせとネイルサロンに通っていたのがうそのように、気づけばむき出しかさかさの爪だったといいます。

そんなとき、

色々が行き届いたきれいな爪を見てしまうと「あっ」と思ってしまうのだ。さっとこう、手をひっこめたくなるあの感じ……。

というのがあるそう。

わかる、わかる…。すっごくわかる。

 

でもエッセイによると、ヘアメイクさんのお友達におしえてもらった「ものすっごいマニキュア」に出会い、ちょっと塗るだけでとてもいい気分になれたようです。

これさえ塗っておけば、「自分に気をつかってるかどうか問題」は、もう大丈夫だ。少々の体重増加も、なかなかカラーに行けなくてぴょんと飛び出した白髪も、目のしたのクマも、全ナシだ。

…というのだから、その効果たるや。

でも本当に、ネイルにはそんな力がある。

ネイルは本当に大事な大事なパーツなのだと思う。


わたしはというと、1年2カ月の育休を終え復職するとき、仕事への気合を込めて凝ったネイルをしていました。

オリジナルのデザインを考えて、右手左手どちらを見てもスキがなく、自分でも見るたびにテンションが上がるネイルを、3か月ほど続けていました。

まあ、それから仕事が本格的に忙しくなるにつれて、まずオフしに行く時間がとれなくなり、自分で削ったら爪がぼろぼろに傷んじゃって、そのままサロンには行かなくなってしまったのですが。


まあ行かなくなったのは置いておいて、

たしかにあの頃、社会復帰に気合を入れていたわたしの心をネイルが支えてくれた面がありました。

でもね、当時そんなわたしの爪を見たある人に何気なく言われた忘れられない言葉があるんです。

 

「その爪、どうやってお米研ぐんですか?」

 

責めるような調子でもなく、すごーくナチュラルに。

その人の人柄を考えても、単純に、疑問に思っただけって感じでしたね。

 

あなたならなんて答えますか?

わたしは、「うち、無洗米なんで…」って答えました(笑)

いや、事実なんですけどねー。

 

でも時間がたつにつれて、「その爪、どうやってお米研ぐんですか?」がすごく納得いかなくなってきました。

実際はお米研いだくらいでジェルが剥がれたりしませんが。

わたしの爪は、ストーンで飾り立てるよりまずお米を研ぐためのものだと思ってるんですかね?

 

 

こんな何気ない言葉に傷ついている暇はないほど、自分の生き方に集中したいと思います。

わたしもネイルサロンはずいぶんご無沙汰ですが、川上さんが惚れ込んだという「ものすっごいマニキュア」、セブンイレブンで売ってる「パラドゥ」だそうなので、後で買いに行こうっと。

 

人とのコミュニケーションにお金を払う時代

クリスマスイブは、24歳のさわやかイケメンと過ごしました!

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もちろんやましいことは何もなく、
加圧トレーニングのトレーナーさん、ですよ~。

※写真中央のソフトクリームはiPhoneケースです。大きすぎて使いづらいけどお気に入り

 

外でのディナーは22日に済ませ、家でのディナーは25日だったので。

イブは子供の予防接種やヘアカットに行ったり、細々した用事にあてました。


週に1回30分、加圧トレーニングに通い始めて2か月。

まだ見た目の変化は感じられませんが、トレーニング後のスッキリ感はやみつきです!

 

始める前は、プライベートレッスンなんて贅沢なんじゃないだろうかと悩みましたが、やってみてその価値がはっきりわかりました。

そもそも加圧は知識のある指導者が必要ですがそれ以上に、

身体の悩みや理想をきっちりヒアリングして、鍛える筋肉を見定め、

正しい動きができてるかチェックし、ほめまくってやる気を出させる!という一連の流れが、

マンツーマンであることの価値なんだな~ということを感じています。

 

1人で普通のスポーツジムに通えば月謝は半分で済むけど、たぶん効果も半分以下だったことでしょう。

毎週通い続けられるかもあやしいし。

 

プライベートレッスンって、運動を本気でやってる人(仕事にしてるとか、フルマラソン走るのが趣味だとか)だけのものかと思ってましたが、

むしろわたしみたいに運動経験がない人ほど、トレーナーさんの力を借りたほうがいいのかもしれません。

 

音楽を好きな人でも、曲は買わない(YouTubeで無料で聴く)けどライブにはお金払って行ったりしますよね。

それと同じで、人間が介在するものに価値を感じ、そこにはお金を使ってもいい!という感覚を持つ時代なんですね。

 

わたしがお世話になっている加圧スタジオのトレーナーさんたちも、毎回いろんな話題をふってコミュニケーションをとろうとしてくれます。

盛り上がることもあればそうでもないこともあり(笑)、トレーナーさんって大変なお仕事だなあと思います。

美容師さんと似てる感じがしますね。

 

まあ雑談はおまけなので盛り上がらなくてもわたしはかまわないのですが、

トレーニングの解説をきっちりしてくれて、こちらの質問にわかりやすく答えてくれるトレーナーさんには、また担当してもらいたいなと思います。

コミュニケーション能力、説明する能力、そういうものが必要とされる職種は増えていきそうですね。

伝える力は生きる力、とわたしはよく言うのですが、もしかしたら生きる力というよりは

生き残る力

なのかもしれないなー、と思いながら、若いトレーナーさんと肩甲骨まわりのトレーニングに励んだクリスマスイブでした。

 

話がおもしろい人の習慣

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わたしの周りには話がおもしろい人がたくさんいます。

司会やラジオパーソナリティーの仕事をしていたときの仲間や、演劇の仲間、情報発信のワークショップで出会ったジャーナリストの方や新聞記者の方たち。

表現を仕事にしている方はやっぱり話がおもしろいですよね。

でも、喋ったり書いたりする仕事をしている人以外でも、話がおもしろい人はたくさんいます。

そういう方たちに共通しているなと思うのは、日常の体験を丁寧に扱っていることです。

何気ない出来事でも、心の動きや気づきを大切にし、調べたり質問したりして、自分だけの体験としての密度を高めています。


例えば、カフェで食べたケーキに見慣れないフルーツがのっていて、それがとてもおいしかったとします。

Aさんは、「これ、知らないフルーツだけどおいしいな」で終わります。

Bさんは、店員さんに「これはなんというフルーツですか?」と質問します。
そして「ハスカップですよ」と回答を得たら、今度はスマートフォンでハスカップについて検索し、北海道の特産品であり「幻の果実」と呼ばれていることを知ります。

後日、このおいしいケーキについて話題にするとき、

Aさんは「あのお店のケーキ、見たことないフルーツがのっていておいしかったよ」としか言えません。

Bさんは「あのお店のケーキ、ハスカップっていうフルーツがのっていておいしかったよ。ハスカップって食べたことある?北海道の特産品らしいんだけど…」と会話を広げることができます。


こんなふうに、同じ体験をしてもそれを「なんとなくさらーっと流してしまう」か、「意識的に深く体験する」かで、引き出しの多さがちがってきます。

体験は、素の体験のままではなかなか話のタネにはなりません。

体験に「自分なりの切り口」を持ってこそ話のタネになります。

自分なりの切り口を常に持っているのが「話題が豊富な人」、その切り口がユニークなのが「話がおもしろい人」、といえるでしょう。


Bさんのように気になったこと質問するのは意外とエネルギーを使います。

多くの人は面倒がってそれをしませんよね。だから「話がおもしろい人」のほうが少ないんです。

でも逆に言えば、面倒がらず一歩踏み込んで体験するだけで引き出しを増やすことができるわけですから、とても簡単です。


自分の心の動きを大切にして、気になることは質問したり調べたりする。

そういう行動の積み重ねで「話がおもしろい人」が作られているのだとしたら、

「話がおもしろい人」は、「毎日をより楽しんでいる人」と言えるのかもしれませんね。

 

いちごの味は、どんな味?

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毎日食べるわけではない、「ちょっぴり特別なもの」をいただくとき、必ず娘に感想を求めています。

たとえば、いちご。

まだ旬ではないですが、わたしが住んでる茨城県ではすでに1パック498円でした。安い!

夕食後のデザートにいちごを食べながら、娘に聞いてみました。

 

わたし「いちご、どう?」

娘「おいしい!」

 

で、わたしはめんどうな母親なので、もうひとつ質問を重ねます。

 

わたし「いちごはどんな味?」

 

おいしいって言ってるじゃん、ってかんじなんですが、もう一歩踏み込んで聞いてみたいんですよね〜。

だって、「おいしい」ものは、いちごに限らず普段からいろいろ食べてるから。

そして聞いてみると娘もけっこうちゃんと答えてくれます。

 

「あまい」

「すっぱい」

 

とか。

さらになぜか、

 

「めろんのあじ」

 

という回答が返ってきたことも!

娘にとっては、おいしい味=メロン なんでしょうかね??

 

 

こんなふうに、無茶ぶりっぽくても聞いてみると、子供なりに頭を使って答えてくれるみたいです。

子供だからそんなに細かいことを聞いてもわからないだろう、などと

大人が勝手に子供の能力を決めてはいけませんね。

日々の会話から考えさせられます。

 

同時に、

「いちごはどんな味?」

この質問に、大人である自分はなんと答えるか?

あまい、すっぱい、…それから?

 

わたしにとってのいちごは、

ついにっこり笑顔になっちゃう味、ひとつぶ食べるともっとたくさん食べたくなる味、というところかな。

質問するからには、自分も2歳の娘に負けないボキャブラリーを持ちたいと思います!