小樽なるとの若鶏とお正月の仕事の思い出
わたしの地元・小樽でクリスマスに食べるチキンと言えば、「なると」の若鶏半身揚げ。
皮がパリッパリで、い~い味してるんです。お肉もやわらかくってとってもおいしい!
観光で訪れる方にも大人気な小樽名物のひとつです。
そんな「なると」に、夫の実家、わたしの実家も一緒に、3家族で行ってきました。
写真は若鶏と生ちらし(海鮮丼のこと)の豪華セット~!
「なると」はお寿司やお刺身もおいしいんですよ。
豪華すぎて若鶏は半分くらいお持ち帰り。
おなかいっぱい、大満足です!!
肉食女子な2歳の娘もごきげんでした。
わたしが子供のときは、元旦の街はシーンとしていて、そのあとも3日くらいまでは開いていないお店が多かったものです。
あっ、ずいぶん前なのと、地方なのも関係あると思いますが…。
それに比べて、今は元旦から外食できるところはたっくさんありますよね。
今回「なると」に行ったのは元旦ではありませんが、毎年元旦からいろいろ外食をしているので、今年はふとそんなことを考えました。
お正月から外食できるのは働いてくれている人がいるからだということを忘れちゃダメだな、と。
わたしは大晦日と元旦に働いたことはありませんが、司会者をしていたころ、1月2日からステージに立っていたことがありました。
ショッピングモールでの、ヒーローショーの司会(お姉さん役)です。
2日に旭川、3日に函館。
距離感がぴんと来ないかもしれませんが、なかなかの強行軍です。
旭川で夕方にショーを終え、片づけて、札幌の事務所に寄ってから函館に向かって、ホテルに着いたのは25時ころでした。
移動時間は正味6、7時間かな?
翌日はたしか9時には会場入りして、11時に1回目のショーだったと思います。
みんな個別にウォーミングアップをするので、5時とか6時とかには起きていたんじゃないでしょうか。
司会のわたしもきつかったですが、ヒーローや敵役のアクターさんたちはもっときつかっただろうなあ…。
移動は使い込んだハイエースなんですけど、紅一点の司会者は座面に一応クッションのある助手席に座らせてもらえるのですが、アクターさんたちは板みたいな座面の後部座席にぎゅうぎゅうに座っていました。
そんな状態で、長時間移動、寝不足、からのアクションショー!!
それでも、体育会系で上下関係の厳しい世界だったこともあり、みんな不満も言わず、疲れも見せず、子供たちに最高のショーを楽しんでもらうことだけを考えていました。
アクターさんたちのプロ意識、子供たちに喜んでもらいたいという気持ち、そして自分が演じるヒーローへの愛(これが一番のモチベーションのようでした)は尊敬すべきものでした。
駆け出し司会者のわたしは、それに見合うMCをするために必死でついていく感じでしたね。
もちろん、わたしもヒーローが好きだったし、子供の笑顔を見たかったし、司会の仕事が大好きです。
ヒーローショーのお姉さんとして磨いたスキルはその後のすべての喋る仕事に活かされていますしね。
大変だったけど、若いうちならではの貴重な体験でした。
話がそれちゃいましたが、お正月に働いて大変だったな~という記憶があるのだからなおさら、お正月にサービスを受けられることを当たり前のように思わず、感謝したいなと思ったのでした。
今年はもうしばらく、実家でのんびりと過ごさせてもらう予定です。